蓄膿症にどくだみ茶となたまめ茶はどちらが効く?

  • 2015年12月20日
  • 2018年3月24日
  • からだ
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辛い症状の蓄膿症をなんとかしたい。
通院はもちろんだけど、普段の生活でできることがあれば取り入れていきたいですね。

蓄膿症にはどくだみ茶が効くとかなたまめ茶がいいとか聞きますが、どちらが効果があるのでしょう?
どちらを飲めばいいのでしょう?

どくだみ茶の効能

どくだみ茶もなたまめ茶もどちらも蓄膿症のお茶として挙がりますが、成分や効能はどうでしょう?

まずどくだみ茶ですが、どくだみという植物のお茶です。
どくだみは十薬と呼ばれるほど薬効が多いというだけあって、便秘、腫物、水虫、蓄膿などに用いられてきました。

カリウムが大変豊富なのですが、クエルシトリンという成分が消炎作用があり、蓄膿での炎症を直してくれる働きに効果が期待できます。
また利尿作用効果もあり体内の毒素を排出してくれますので、蓄膿の膿も排出されやすいのですね。

少し注意が必要なのは、さきほどのカリウムが高濃度なので、高齢者や腎臓の機能が低下している方、カリウムを保持する利尿薬を服用している方は避けてください。
「高カリウム血症」の症状が出ます。

民間療法として蓄膿症にはどくだみの葉を塩でもんで鼻につめたりもしたそうです。
ただどくだみの葉が手に入るのは季節が限られるのでお茶で取り入れるのがいいですね。

なたまめ茶の効能

なたまめ茶ですが、こちらはマメ科の植物です。
別名「膿とり豆」とも言われるくらい排膿効果が高いと言われています。
灰汁があるのですが、お茶にする段階で焙煎したときに取り除かれます。

アミノ酸のカナバインという成分が抗炎症作用、血液の浄化、排膿作用が合わさり蓄膿症の炎症を抑えて膿を排出する働きになるようです。
なたまめ茶と言えば歯槽膿漏などで歯磨き粉でも耳にしますがさきほどの「カナバイン」の排膿や抗炎症作用などの結果と言えるでしょう。

ちなみに名前が似ているのですが、「コンカナバインA」というなたまめ茶にしか含まれない成分があるのですが、この成分には高い抗アレルギー作用があります。
蓄膿症で花粉症もある人は試してみるといいですね。

まとめ

どくだみ茶もなたまめ茶も排膿作用があったり、抗炎症作用があったりと成分は異なっても同じような働きをもつことがわかりましたね。
副鼻腔での細菌感染に働くことがわかりました。

炎症を抑えて、膿を体外へ排出することが症状の緩和や完治へとつながるのですね。
どくだみ茶でもなたまめ茶でもどちらでも飲んでみるといいですね。
何気なく飲んでいるお茶で辛さが軽減するなら積極的に取り入れたいですね。
なたまめ茶を飲んだ実践結果はこちらです。