瀬戸内国際芸術祭での混雑のフェリーや直島での注意

瀬戸内国際芸術祭が始まりましたね。
3年に一度の会期なので、大変な混雑も予想されます。
特にフェリーや直島、豊島などの様子が気になりますね。
こちらを読んで注意しておきましょう。

瀬戸内国際芸術祭の混雑状況は?

これから会期が始まるので混雑状況といっても今までの傾向からのお話にはなりますが、やはり今回も大変な混雑が見込まれます。
とくに会期始まってすぐの3連休、土曜日などは島が観光客だらけになるほどです。
直島で住民の方が「島が沈むのでは・・笑」って言っていましたが、そのように言われるのも無理もない混雑っぷりでした。

ゴールデンウィークは会期に入っていませんが、相当混みあいます。

会期は春 2016年3月20日(日)から4月17日(日) 29日間
   夏 2016年7月18日(日)から9月 4日(日) 49日間
   秋 2016年10月8日(日)から11月6日(日) 30日間

暑いのにもかかわらず、夏も混雑している印象を持ちました。
学校や会社などお休みがとりやすいですもんね。

混雑が少なくスムーズなのは秋の平日で、気候もよくてまわりやすいです。
ただし会期の終了近くもかなり観光の方が増えます。

瀬戸芸で日帰りで行く場合はできるだけ混雑が予想されるときは避けた方がいいと思います。
その方が効率的にたくさん鑑賞できると思うからです。

もしあなたがお休みの関係で混雑が予想されるときしか行けない!なら、なるべく直島に宿泊して時間を確保して楽しまれるといいでしょう。
直島は見どころがいっぱいなので、また島の魅力もあるので日帰りではお時間足りません。

島の中でアートめぐりというと自由に見て回れる解放感を思いますが、やはりアートのある場所や食事、トイレとなると必然的に混みあってしまいます。
旅ではいきあたりばったりの楽しさも素敵ですが、瀬戸内国際芸術祭ではどのようなルートでまわるか、食事のタイミング、トイレの位置。
荷物が多いならロッカーの位置なども調べておくと混雑の中でも快適度があがると思います。

公式ガイドブックがなくても十分に楽しめますが、グループに一つあるだけで違ってきますよ~。

あとやはりパスポートもぜひ用意した方がいいです。
たとえ前売りでなくても、おすすめです。
一つの展示で混雑していてもパスポートがあれば、さっと近くに何があるか次のことを考えられて時間を有効に使えます。
もちろんいちいちチケットを買うこともないですしね。
(パスポートがあっても別途鑑賞料金が必要な展示もあります)

瀬戸内国際芸術祭の混雑でフェリーは?

瀬戸内国際芸術祭ではフェリーに乗らなければ始まりません。

泊りで楽しむにしても日帰りにしても高松か宇野からフェリーの方がほとんどだと思います。
フェリーで混むのは高松からの豊島行き、宇野からの直島行きです。

混雑日では目的の島には直行では行けないことも多々あり。

たとえば高松から豊島行きに乗り切れない!
こういう場合は係りの方から直島経由でも行けますよ!とか教えてくれます。

瀬戸内海の島々のフェリー便は航路は多いので、島から島へもいろいろな行き方があります。
海を縦横無尽に行き来するのも静かな興奮だったりします (笑)

フェリーの混雑と少しずれますが、島によっては港が2か所あります。
行きたい展示や渡りたい島によって港も使い分けた方が効率よくまわれます。
ある程度はどの島に行くか、島では何をみるかは決める必要が出てきます。

そして、フェリーでは泊りの方は特に注意したいのが「帰りのフェリー時間」です。
宿のある島に帰るためのフェリーの便がない!ということも起こりえます。

航路はたくさんあるのですが、便数はそうでもないので、帰る便の時間は最低でもチェックしておきましょうね。

フェリーでは「乗り放題3日間乗船券」が販売されています。
フェリー限定になりますが、宿泊で回る方には絶対におすすめですよ。

瀬戸内国際芸術祭の混雑で直島は?

瀬戸内国際芸術祭での混雑でまず挙がるのは直島だと思います。

特に地中美術館はもしかすると入れない(整理券もとれずに)鑑賞できない可能性もあります。
直島では事前に見たいアートは計画しておくことをおすすめします。

地中美術館で確実に見たい場合は日帰りの方はとにかく朝1番に行くことをおすすめします。
たとえば宇野から直島(宮浦)着が9:42のフェリーだと、正直どうかな?という日はありますよ。

オープン前に美術館のチケットセンターで待ってもいいと思います。
またそれくらいの価値もあると思いますよ。せっかくの観光なのでしっかり一つでも多く鑑賞できたらいいですよね。

地中美術館での整理券についてくわしく解説しています。あと地中美術館と豊島美術館では日時指定チケットをインターネットで販売されています。
ゴールデンウィークや夏会期、シルバーウィーク、秋会期にも販売されます。

パスポートがある場合は通常料金で購入して当日に購入履歴がわかるものとパスポートを提示して割引分の返金がされるシステムです。
ちょっと複雑です。

あと直島では南寺なども混雑で整理券の配布があります。
整理券がないとみられないので、注意が必要です。
直島でのおすすめランチはこちらです。

まとめ

瀬戸内国際芸術祭では会期の始め、終わりや連休、土曜日など混雑が見込まれます。
アート鑑賞のほかにもトイレや食事なども混雑の覚悟を。
(直島の手荷物やトイレの詳しい情報はこちら
公式ガイドブックがあると心強いのでおすすめです。
フェリーでの混雑は航路の変更で対応できることもある。
航路は多いが便数は限られているので注意が必要、特に帰りのフェリー時間は要注意です!
直島では特に混雑します。
地中美術館や南寺は鑑賞できないくらいの日もあります。
日時指定チケットの販売や整理券の確保がおすすめです。
瀬戸芸のパスポートは実際のところお得なのか?