七五三 喪中に参拝できる?忌中とは?範囲や期間は?

  • 2015年9月13日
  • 2015年9月21日
  • 七五三
  • 123view
  • 0件

お子様の健やかな成長を祝う七五三。
着物を予約したり、記念撮影の予約や食事会など
あらかじめ用意をされていますよね。

しかし、思いもかけず親族が亡くなった場合、
七五三のお祝いはできるのでしょうか?

七五三 喪中に参拝はできる?

 喪中には神社の参拝ができないと思われている方が多いですが、
結論からお伝えすると、喪中に七五三のお祝いで
神社にお参りすることは可能です。

「喪中」と「忌中」など混同されやすいのですが、
しっかりと整理をして晴れやかにお祝いしましょう。

 

七五三 喪中とは?忌中とは?

そもそも喪中とはどのような期間なのでしょう?
「喪中はがき」もよく聞きますよね。

 喪中とは死者を偲ぶ期間とされ、個人との関係にもよりますが、
約1年くらいの期間のことを言います。

日本の歴史の中では厳密に決められていたこともあるのですが、
現在ははっきりと定められてはいません。

悲しみの気持ちから自発的にお正月を祝ったり、
社交を控える期間と言えそうです。

 
 七五三のときに関係してくるのは「忌中期間」になります。

 忌中とは神道でいう「穢れ」を忌むことで、
「死」というのは穢れとされており、
神様がおられる神聖な神社への参拝はタブーとされているのです。

七五三 忌中の範囲と期間を確認しよう。

忌中期間は故人との関係の深さによって違います。

 
 父母    50日
 夫・祖父母 30日
 妻・兄弟姉妹・おじ・おば 20日

 ですから七五三のお参りには喪中であっても
 上記の忌中期間でなかったら参拝できるのです。

例えば、七五三のお子さんのお母さんの祖父が亡くなった場合を
見てみましょう。
参拝するのがお子さん、お子さんの両親だけなら祖父が
亡くなられて30日が過ぎれば参拝ができます。

参拝するのがお子さん、お子さんのご両親、
祖父母の場合はどうでしょう?

亡くなられたのが祖父母にとっては「父」にあたるため
50日を過ぎなければ参拝ができないことになりますね。

忌中期間を確認しながら日にちを変更したり、
お参りにいく方を確認して晴れやかに七五三を迎えましょう。

もちろん、地域やご家庭でのお考えもありますので
一例にしながら、気持ちよくお祝いのできるように
臨機応変にされたらいいと思います。

[su_box title=”まとめ” style=”glass”]喪中であっても忌中期間でなければ七五三はお参りできる。
忌中期間は故人との関係によって違う。

[/su_box]