瀬戸内国際芸術祭の楽しみ方とは?見どころやまわり方の注意点

瀬戸内国際芸術祭は3年に一度のイベントで、瀬戸内海の島々を舞台に開催されていますよね。
こちらでは島を渡りながらアートを鑑賞する楽しみ方や特におすすめの見どころや失敗から学んだまわり方の注意点など盛りだくさんでお伝えしますね。

瀬戸内国際芸術祭の楽しみ方

瀬戸内国際芸術祭の楽しみ方はもちろんアート鑑賞なのですが、美術館で鑑賞するのとはやはり全く違って、アートからアートへの移動や島から島への移動、おいしいごはんや各地のたくさんの魅力的なカフェなど、本当に全部入りたい!食べたい!と思うほど(笑)
島の素朴な風景の中での体験や過ごした時間が「旅」という非日常さえ超えてとにかく楽しい!美しい!
アートを鑑賞して感じるものが一人ひとり違うように、出会うもの受け取るものが人によっていろいろあるところが魅力です。

たとえば島の中にアートと言っても会場のお隣は普通にお住まいの民家があったり、「こんなところにこんなものが!」とアート鑑賞というよりはオリエンテーリングに近い感じがします。
自転車に乗って、住民でないのに島内を自転車で走り回ってアート鑑賞をすることもあり。

会期中は日帰りで行ったり、泊まったりしてお目当てのアートを鑑賞するためにいろいろなルートを考えたり、おいしいカフェに立ち寄る予定をしたり、あるいは全く気の向くままノープランでてくてくと歩いて回るのも楽しいです。

どこをどんな風にまわって楽しんでもいいのだけれど、芸術祭のパスポートのスタンプが増えていくと達成感が味わえたりと魅力です。

また島の住民の方や同じくアートめぐりをしている観光客ともなぜか距離が近く感じるのも不思議な楽しさですよ。

普段なら道を通る人に声をかけることなどないですよね?

それがアートマジックというのか、自然と気安く言葉を交わしたくなったりします。

そのような旅先での意外な交流も本当に楽しいものですよ。

とにかくアート巡り!観たい作品を事前にチェックして効率的にまわる楽しみ。

島めぐりをメイン、船を乗り継いでいろいろな島で観光する楽しみ。

瀬戸内のおいしいものやおいしいうどん、人気店のカフェなど食べる楽しみ。

仲間とわいわいモンゴル式移動住居「パオ」に泊まったりする楽しみ。
(↑直島にあります。すごい人気です!)

このように島でのアートを鑑賞しながらいろいろな楽しみ方が追及できるのが魅力です。

どの島でも日帰りでも楽しめますよ。

ちょっと気分を変えたい人、癒されたい人にもおすすめです。

瀬戸内国際芸術祭のまわり方

瀬戸内国際芸術祭のまわり方は先ほどの楽しみ方にも関わってくるので、たくさんの人に共通のお決まりのコースというのは考えにくかったりします。

ただどこの島が目当てか、どれくらいの日程で行けるのかなどの細かい条件が違ったとしても

共通点があるとしたら、一番大切なのは「フェリーの時間をチェックする」ことです。

地味ですが本当に大切!

芸術祭を楽しむ方は普段船に乗らない方がほとんどだと思います。

さあ帰ろう!としたときにフェリーがない!!ということにならないように、ここだけはチェックです。

島に入っての鑑賞ルートはおおざっぱでいいけれど(混雑状況や食事の関係でずれ込みます 笑)帰りのフェリー時間は把握しておきましょう。

宿をとった島に渡れないことになると大変です。

そしてフェリーの時間を決めていくとなんとなく旅の日程が決まってくると思います。

鑑賞ポイントがたくさんあるけど、その島での滞在時間が思うように取れないなど。

なるべく下調べと計画をした方がまわり方が必然と整ってきます。

全くのノープランでも楽しいですが、一度行った方は計画した方がさらに楽しめたと思うようです。
そして次回から入念に計画をして通ったりします(私です・・笑)
(たとえばですが、地中美術館では混雑が見込まれる日は早々に整理券さえとれず、鑑賞できなかったりとか・・・あります)
→詳しくはこちらの記事に書いています。
瀬戸内国際芸術祭で直島で鑑賞するときに注意したいこと

あと直島は現代アートの聖地と言われていますが、注意したいのはは港が2か所あること。
宮浦港は観光案内所があるので島に入っていろいろな情報を仕入れてもいいと思います。
またお土産もたくさん売られているので、直島に入るとき出るときには宮浦港がおすすめですが、家プロジェクトに近い本村港は地元の人の港なので直島のまわり方のご参考にしてくださいね。

まわるときにパスポートってやっぱりお得?

瀬戸内国際芸実際に友人を誘ったらパスポートは現地で購入するかどうか考えるって言うのでひそかに驚愕したのですが、パスポートは絶対にお得!!

日帰りでもなんでも、芸術祭に行くならば、絶対パスポートでまわった方がいいです。

「そんなに見ないかも」「お金はらう価値ある?」とかさらに信じられないことを聞いたりしますが、一度行った人ならわかる。

前売り4,000円なんて、破格すぎるぅ~!

と思います。

普通に美術館なら確かに高い金額になるのかもしれませんが、直島だけ行くとしてもお得になります。
例えば・・・直島だけ巡る場合でも、下記5,470円相当の鑑賞料がパスポートに含まれます。
※李禹煥美術館 (1,030円)、家プロジェクト(1,030円)、ANDO MUSEUM(510円)、ベネッセハウスミュージアム(1,030 円)、直島建築展(300円)、宮浦ギャラリー六区(510円)
※地中美術館(2,060円)はパスポートを提示することで別途1,000円で入館できます。 ※価格は税込

さらにお時間がある方ならフェリー乗り放題3日間乗車券もあります(2,200円)
瀬戸内海をフェリーで縦横無尽に楽しみたいですね。

まとめ

瀬戸内国際芸術祭はアート、観光、食、風景、交流などさまざまな楽しみ方が選べる。
自分で思い思いにアレンジできるのが一番の魅力。
パスポートで達成感もわいてくる楽しさ。
より楽しむためには下調べと計画するのがよい。
ノープランの旅も魅力だが、調べる方がリターンが大きい。
とにかくフェリーの時間、とくに帰り時間は要注意!
帰れない、島に戻れない、ことがあります。
パスポートはお得です。直島だけで十分に元が取れます。
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