瀬戸内国際芸術祭の見どころはずばりここ!鑑賞ポイントも詳しく紹介

3年ごとに開催される瀬戸内国際芸術祭の見どころをご紹介します。
またその見どころの中で、ここからこうやって見ると、とっても素敵!というマニアックなポイントもお伝えします。。

瀬戸内国際芸術祭の見どころはずばりここ!

瀬戸内海の島々が舞台に開催される瀬戸内国際芸術祭。
当たり前ですが、広いですよね~。

見どころをあらかじめ決めて回らないと、見ておけばよかった!と後悔しそうです。

瀬戸内国際芸術祭の見どころはなんと言っても「直島」です!

直島は現代アートの聖地とも言われています。

聖地なんて素敵な響きですよね~。

アートも好みがあるとは言え、直島の展示はやはり質が高いですし、ベネッセに宿泊していろいろな特別サービスで快適な旅行ができたり、年々魅力のあるカフェも増えています。
また地元の人に愛されているおいしいうどんやさんもあったりして、魅力の濃い島です。

いろいろなパンフレットに載っている草間さんのかぼちゃも絶対に見たいですしね。

直島のおすすめ地中美術館ではここから見よう!

その聖地の直島での見どころは個人の好みもあると思いますが、
やっぱり地中美術館!

まず外せないです。

ここへはパスポートを提示して別途1,000円必要ですが(パスポートがないときは2,060円です)
その価値はあると管理人は思っています。

その証拠に!

朝早く直島に到着して速攻で地中美術館へ行っても、前日からの観光客ですでに長蛇の列ができていて、整理券待ちになる日も多々あります。
もちろん整理券もとれなくて鑑賞できなかった日もあります。
地中美術館では人数制限があるので、作品数の割には結構時間がかかりますが、その分一つ一つの展示をじっくり鑑賞できます。

地中美術館のウォルター・デ・マリアの空間、ジェームズ・タレルの作品からの感覚や安藤忠雄の建築はもちろん、
なんといってもモネの大作です。

確かこちらのモネの絵は唯一個人のコレクターが持っていた大作で奇跡的に手に入ったそうです。
モネの大作はもう美術館にしかないので、これから新しくモネの絵が展示されることはほぼないんですよね。

だからモネのあの地中美術館の展示は本当に素晴らしいです。

地中美術館の安藤建築は本当にすばらしくて、なんとモネの展示の部屋は小さなタイルが床に貼られています。
すごーく小さなアイボリーのタイルの空間がモネの絵となんとも言えず素晴らしく合っています。

これはぜひ体験してみられたらいいですよ。

いっしょに行った友人は絵よりも床のタイルをずっと見ていたという・・・。

鑑賞ポイントは人の数だけあるのですね。

それで、このモネの展示の部屋は正面に一番大きな絵が展示されているのですが、部屋を出たら左手に楢の木のベンチがあります。
そこに座ってさきほどの正面の大作をぜひ見てください!

建築とアートがぴったりとはまっています。

人が多いとなかなかじっくりとは見られないタイミングもあるかと思いますが、ぜひ!
地中美術館に行かれた際にはベンチから座って絵を見てくださいね。

直島の家プロジェクトのおすすめ

次の見どころは家プロジェクトです。
家プロジェクトは大村地区の9か所で展示されています。
アーティストのそれぞれの展示で好みもあると思いますが、見どころは千住博の「石橋」です。

こちらは滝シリーズから初めての崖シリーズです。
和紙を手でもんで紙に本当のでこぼこをつくって崖を描いています。

四国での千住博のアーティストとーくに参加したときに、直島の作品は描いたときは朝の風景、時間が経つにつれて夜の風景へと変わっていくというお話を聞きました。確かプラチナを使って描いているので酸化して色が変わるということでした。

確かに、初めての年は明るい景色だったのですが、3年後の2回目の芸術祭では印象が全く違っていました。

本当に時間とともに絵の中でも時間が経過しているような、そのような素晴らしい作品でした。

ですからこちらの作品は「今、見ることに価値がある」ということですよね。
同じ絵は二度と見られないという本当に深い絵ですね。

大切な人とこのような絵を鑑賞できると素敵だろうなぁ~と思いました。

少し長くなりますが、こちらの「石橋」は有名な滝シリーズもあります。

割合に狭いお部屋での展示ですが、床がピカピカで本当に滝壺のように見えてきます。
心が静かに整ってくるような、暑い夏でも滝シリーズでの時間は静寂を感じますよ。
おすすめです。

直島で自転車乗る人しか見られないアート

最後に直島で隠れたおすすめというか、バスの移動では見られないアート。
自転車の人限定のアートをお伝えしておきますね。

「ごみ箱」というアートなんですが、びっくりするくらいの大きなごみ箱が唐突に登場するポイントがあります。
くわしくはマップの方にも記載があるので割愛しますが、単純でおもしろく穴場スポットのような感じで案内するとすごく喜んでくれるポイントです。

地中美術館から大村地区などへ降りるときに自転車の方は通る狭い生活道路にあるので、直島でずっとバス移動の方は見られません。

私もカフェのオーナーに「おすすめスポット」として聞きました。

なぜかみんなウケます(笑)

でもその場所に近くには池があったり、魚がいたりあひるもいたりして、(猫もいた)なんだかのんびりとくつろいでしまうようなのどかなところでしたよ。

よかったらぜひです。

まとめ

まずは直島へ!
間違いないと思います。
地中美術館が目当てのときは朝いちばんに行ってください。
所要時間も余裕をもっておくのがいいです。
家プロジェクトは千住博の「石橋」がおすすめ。
同じく家プロジェクト、杉本博司の「護王神社」は坂がきつかった。
歩きやすい靴と体力が必要(夏は特に)
瀬戸内国際芸術祭で直島で鑑賞するときに注意したいこと
瀬戸内国際芸術祭で直島でのおすすめランチ3選!
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