着慣れない着物で車を運転しなければならないこと、ありますよね(^_-)
着物での運転も事前にこちらを読んでチェックしておけば安心して運転できます。
大丈夫です!
どうぞご参考になさってくださいね。
着物で車の運転をする、その前に
着物を着て、車に乗り込む前に準備しましょう。
まずは運転席のシートをいつもより、倒します。
そしてシートも後ろへずらしましょう。
背中の帯の厚みがあるので、最初は余裕をもってスペースを空けておきましょう。
そして運転席のシートにおしりから入ります。
(このときに着物を手繰り寄せて腰やおしりのところに余裕をもたせておくと降りた後もきれいです)
車高の高い車だと難しいですが、おしりを起点に両足を揃えて、くるりと両足を入れましょう。
イメージできますよね?
帯があるのでいつものようには深く座れませんが、座った後に問題なく運転できるようにシートを調整してみましょう。
そのままのシートの位置では腕があまり伸ばせないと思うので、ハンドルとの距離とシートを調整しましょう。
袖は運転の邪魔にならないよう少しまくってシートベルトに挟んだり、帯に挟んでもいいです。
あと草履での運転は違法になります。
ペダルで足袋が汚れるのも避けたいので、靴をはくといいですよ。
ここでも、裾が車の床につかないように確認しておきましょう。
気になるときは薄いバスタオルを敷くのもいいです。
(着付けの先生が教えてくれました)
着物で車の運転するときの注意点
これも着付けの先生が教えてくれたのですが、運転するのはある意味運転できるようになんとか姿勢も決まってくるのですが、そのときに注意したいのは「シートベルトの汚れ」です。
夏などはTシャツにシートベルトをしたりして、汗やほこりで相当汚れているそうです。
普段はシートベルトの汚れなんてわかりませんし、気にもしませんが、着物を着るときだけは別。
薄いお色の着物だとシートベルトの汚れでうっすらとお着物が汚れてしまうかもしれません。
このときに使うのもフェイスタオルで着物とシートベルトが直接当たらないようにタオルを挟んでおきましょう。
このひと工夫で安心ですよ。
着物で車を運転する前ににしておくこと
もう一つの注意点としては、前日までにやっておく準備です。
どんな準備が必要になるかと言うと、ずばり洗車!
なぜかと言うと、乗り降りのときにそもそも車体が汚れていると着物の袖や裾が擦れてしまい、車の汚れが付着して大切な着物が真っ黒なんてことになります。
これは絶対に避けたいですよね!
前日までに余裕をもって洗車しておくとさらに安心ですよ。
まとめ
着物で車の運転をするときには、シートは倒して後ろに引いて乗り込んで調整。
おしりから先に入り、くるりと両足を入れる。
ハンドルまでは近めが楽です。
シートベルトが汚れているのでタオルを挟む。
車の床も汚れているのでタオルを敷く。
草履での運転は違法なので、靴を履く。
前日に車を洗っておくと乗り降りで汚れず安心です。